作文と教育
2019年9月号
日本作文の会 編
今、学習指導要領や国語科の教科書に「作文」の語はありません。教科書単元にないということは、「作文」そのものの授業が実施できにくくなってきていることを如実に示します。一方で、学習指導要領には「書くこと」として様々な言語活動が示されています。書く場は多様に設定されているのです。この活動はしっかりと保障されなければなりません。しかし、現場の状況は「作文」を書く場を狭めようとしています。このようななかで、本来の「作文」を書く活動をどのようにつくっていけば良いのでしょうか。書くことの場をさらに広げ深めていく方策を共に考えていきましょう。
特集
作文単元、どうしますか―検定国語教科書と向き合いながらも子どもたちには豊かな表現を保証したい―/福田 重夫
書き綴り、読み合う中で学び合う子どもたち~『からすたろう』を読み合い、自分や学級を見つめ直す~/的場 保博
子どもたちに書く喜びを/小野木 こうき
「書くこと」は「ワクワク感」から生まれる~ふるさと愛着力を形にする実践~/船越 路央
教室に作文を―「書くこと」の柱として/木下 ひさし〉
判型・頁数 | B5判・64ページ |
定価 | 本体844円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1729-7 |
出版年月日 | 2019年9月1日 |
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