作文と教育
2019年8月号
日本作文の会 編
「ヤングケアラー」という言葉とその定義を知ることで、「そういえば、そうした子どもがいたな!」という振り返りを可能にすることができます。現場の教員にとって、「子どもなのに、家族の世話をしている偉い子ども」という認識が強いのです。本来は、「ケアされるべき存在」である子どもが「ケアを一方的にする存在」になった時、様々な矛盾が噴き出ます。今回の特集は、新しい視点を提供する意味合いを持たせています。 それに合わせて、子どもの権利条約の精神を大切にしようと取り組む実践についても考え合いたいと思い、和光鶴川小学校での実践などを書いていただきました。
ヤングケアラーの状況と子どもの権利条約から見た問題点/増田 修治
「ヤングケアラー」と子どもの権利保障—調査から具体的支援方法を探る—/森山 千賀子
「ヤングケアラー」を考える かつての私と子どもたちを通して/荒巻 りか
「子どもが主人公の学校」をどう創るか〜「子どもが主役の運動会」を例に〜/加川 博道
一人ひとりの、幸せな子ども時代のために/津村 清
判型・頁数 | B5判・64ページ |
定価 | 本体844円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1728-0 |
出版年月日 | 2019年8月1日 |
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