作文と教育
2019年6月号
日本作文の会 編
教科書から「生活作文」の単元が消え、思うように子どもたちと綴れない日々。会議や事務作業に追われる教育現場の多忙さ。子どもたちを丸ごと受けとめて、体当たりで向き合って、毎日子どもと一緒に過ごすために教師になったのに……。私たちは子どもたちにこのような教育を続けていかなければならないのでしょうか。そんな疑問やもどかしい思いを持ち、悩んでいる時に、作文の会の仲間に出会い、勇気を出して例会に行ってみて「なんだ、私の思っていることは間違っていなかったんだ。同じ思いを持ってがんばっている仲間がこんなにいるんだ。」とわかり、ほっとした先生たちが、東京大会の実行委員やスタッフの中にはたくさんいます。そして、全国にはもっともっとたくさんの同じ思いを持つ仲間がいる、私たちはそんな仲間にたくさん出会いたいと思っています。
ありのままの思いを「共有」できる教室を目指して~読み合いの実践報告~/宮田 聖也
書くことで初めて見せた子どもの本音・子どもの生活/吉井 裕美
作文は、子どもの元気を回復してくれる/宮本 惠介
何気ない毎日をじっくり見つめて書こう~初・六年生の実践報告~/内山 沙紀
かいて つながる 一年生/齋藤 信和
判型・頁数 | B5判・64ページ |
定価 | 本体844円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1726-6 |
出版年月日 | 2019年6月1日 |