ホーム定期誌一覧 理科教室 > 2022年5月号

理科教室

2022年5月号

科学教育研究協議会 編

特集:新型コロナウイルス感染症と理科授業

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、我々の社会に大きな課題と変化をもたらした。学校現場では、休校、分散登校、オンライン授業など、多くの課題に対処することになった。感染防止の観点からではあるが、観察・実験が制限された。系統的な理科学習を展開する上で、観察・実験が教材配列通りに実施できなかったことは、何よりも大きな影響をもたらした。
今回の特集では、コロナ禍下において、ICTを活用した先進的な生物の授業実践に取り組まれている2名の方に原稿を執筆していただいた。これらの実践から、ICTを活用した授業づくりの研究が一層進むことになればと思う。

主張 コロナ禍下におけるより豊かな生物教育を目指して/大谷 康治郎
1 免疫反応の基本/田中 ゆり子
2 高等学校「生物基礎」におけるアワヨトウ幼虫の血球を用いた食作用の観察・実験教材の開発と出前講座/澤 友美・中松 豊・奥村 雄暉
3 身近な生物の観察を通じたオンライン探究活動/竹内 竜馬
4 オンラインやICTを活用した高等学校「生物基礎」の授業/奥津 憲人
5 ヒトの生物学として免疫の授業をどう展開するか/大谷 康治郎
ほか

判型・頁数 B5判・96頁
定価 本体1000円(税込)
ISBN 978-4-7807-1573-6 C0340
出版年月日 2022年5月1日

▼ご購入はコチラ

本の泉社通販サイト