理科教室
祝800号! 2021年8月号 vol.64 No.8
科学教育研究協議会 編
自然科学におけるエネルギーの定義は「仕事をする能力」とするのが普通だろう。しかし、エネルギーには「仕事」のほかにもう一つ、「熱」という入り口がある。この出自の異なる2つの概念を統一的にとらえることで、エネルギーの意味が大きな広がりを見せる。本特集では、エネルギーの一方の入り口である「熱」と、その前提となる「温度」の学習はどうあるべきかを論じた。
主張 「熱と温度」をエネルギー学習につなげよう/石井 登志夫
1 「熱と温度」はエネルギーを学びたい/殿村 洋文
2 温度変化に関わる自然の様子を事実としてとらえる/佐々木 仁
3 小4「物とその温度」の学習/玉井 裕和
4 「温度平衡」を土台に、温度に関わる学習を豊かなものに/野末 淳
5 状態変化の前に熱平衡の学習を/伊藤 浩史
6 エネルギー学習の中に位置づける電気と熱/金子 真也
7 熱力学第一法則に向けて足場を固める/小沢 啓
判型・頁数 | B5判・96頁 |
定価 | 本体1000円(税込) |
ISBN | 978-4-7807-1564-4 |
出版年月日 | 2021年8月1日 |
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