日本の科学者
2022年2月号
日本科学者会議 編
学経営者の不祥事がニュースを賑わし、大学構成員の意向を無視した学長選考が行われている。その上、国立大学の法人化や教育基本法の改定、政府主導の大学改革などで大学の教職員は疲弊している。世界大学ランキングで、日本の大学はアジアの中でも評価が高くないのもうなずける。
本特集では、大学の役割から大学のあり方を問うことを主題にして、論文で構成した。現代の大学をめぐる問題は山積している。今回はそのどれかに焦点化せず、多岐にわたってそれぞれの立場から論じてもらった。(「まえがき」より抜粋)
まえがき/大竹美登利
言葉の玉手箱/山口裕之・佐々木弾・丹羽 徹・中富公一・重本直利
第2次安倍政権以降の大学政策と憲法──国立大学法人を中心に/中富公一
大学ガバナンス評価の矛盾──学問の自由とガバナンス形態/重本直利
政府主導による医療系大学の教育統制/青木武生
私立大学の管理運営と学校法人/丹羽 徹
企業体(リヴァイアサン)としての大学・研究機関──科学と社会への関係性と距離感/佐々木 彈
21世紀の大学の在り方──おもろいことに没頭する人が集う場所に/山口裕之
国立大学改革と労働組合の役割──「大学の自治」の再構築のために/岡田健一郎
ほか
判型・頁数 | B5判・64ページ |
定価 | 本体800円(税込) |
ISBN | 978-4-7807-2063-1 C0336 |
出版年月日 | 2022年2月1日 |
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