日本の科学者
2021年4月号
日本科学者会議 編
「介護・保育労働のブラック化」と称されるように、社会福祉の現場では近年、職員の労働条件の悪化や人手不足が社会問題化している。加えて、新型コロナウイルス感染症の対策で過重労働に拍車がかかっている。そこで本特集では、各分野から5名の方にご執筆いただき、現場で職員の働き方についてどのような課題を抱えているか、改善に向けてどのような取り組みがなされているか、明らかにしていく。
まえがき/堀場純矢
言葉の玉手箱/堀場純矢、長尾拓裕、平松和弘
障害者施設における働き方の改善──現状と課題をふまえた組織づくり/平松和弘
介護福祉施設における職員の労働条件の改善と限界──医療福祉生活協同組合の事例から/長尾拓裕
保育労働の実態と課題/蓑輪明子
学童保育における職員の働き方/賀屋哲男
児童養護施設の職場環境と子どもの権利擁護にむけた取り組み──施設の組織化と労働組合による民主化/小尾康友
コラム:介護職員の処遇改善加算/長尾拓裕
判型・頁数 | B5判・56ページ |
定価 | 800円(税込) |
ISBN | 9784-7807-2053-2 |
出版年月日 | 2021年4月1日 |
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