まえがき
1. 缶詰まみれの少年時代
~遊びも学校も缶詰なしでは成り立たぬ
仙台で探した思い出の風景/死ぬかと思った!サイドブレーキの思い出/沼の秘密基地/プルタブ飛ばし/「世界の料理ショー」で料理の喜びを知る/いつまでも沸かない湯 その1/いつまでも沸かない湯 その2
●おまけ 正しい開け方
第2章 缶が取り持つ縁もある
~缶詰好きの愉快な仲間たち
ぶっ掛ければウマいんだよ/トークで滑る~師匠は2人/カツの奥深い世界と、ハムカツ道を極めたハムカツ太郎さん/サバジェンヌと生サバと正露丸の話/
いい人といい缶詰。コメディライター・須田康成さんの話 その1/サバ缶で町おおこし! コメディライター須田康成さんの話 その2
●おまけ 缶詰の直火問題
第3章 海の向こうの缶詰事情
~ポルトガルにスペイン、フランス。みんな缶詰好きだった
ポルトガルでもっともウマい缶詰はバカリャウである/世界遺産の近くで集めた羊肉の缶詰と、インド人街で解決したほうれん草の缶詰の謎/不味くてウマい
“不味ウマ缶”の代表はスパゲッティ缶詰である/ゆっくり歩くモルディブ人は人情よ笑顔に満ちていた その1/ゆっくり歩くモルディブ人は人情よ笑顔に満ちていた その2/イスタンブールでサバサンド! お土産は巨大アンチョビ缶
●おまけ モルディブの絶品ツナ料理、マスフニ
第4章 酒と缶詰の日々
~ビールもワインもウイスキーもどんとこい!
銀座で缶詰談義/キャンプでも酒と缶詰だっ! その1/キャンプでも酒と缶詰だっ! その2/酒の呑み方がいまだに分からぬ/初めて出した本はおつまみ本だった
●おまけ アウトドアに向かない缶詰とは?
第5章 缶詰だよ! おれの人生
缶詰博士の日常 ある朝の食卓/サバ缶づくしの日/あってはならぬこと/開けてビックリ おもしろ缶詰/缶詰博士はどこで缶詰を買うのか?
●おまけ 缶詰の食べ頃
おわりに 底なしの魅力を持つ缶詰
たかがエッセイ、されどエッセイ
著書略歴
1966年福島県福島市生まれ。東洋大学文学部印度哲学科卒業。証券会社、出版社勤務等を経てフリーライターとして独立。幼い頃から好きだった缶詰の魅力を2004年<缶詰ブログ>で発信開始。以来、缶詰界の第一人者として各メディアで活躍している。公益社団法人・日本缶詰びん詰レトルト食品協会公認。商品開発も手掛けており<災害食大賞>や<ローカルフィッシュ缶グランプリ>等の審査員も務める。