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やっぱり学校っていいな

~コロナ禍の2年・子どもたちの生活と表現~

日本作文の会

「本書は、2020年から世界中で新型コロナが拡がるなかで、子ども、学校、教育はどうしてきたのかを記録したものです。大切にしているのが、子どもの表現(日記、作文、詩など)です。そして、子どもの自己発達力を促す教育実践です」(中村博「はじめに」)。学校行事の延期や中止さらに一斉休校を余儀なくされるなど、パンデミックに翻弄された2年間、子どもたちの思いに向かい合いながら、いまできる最善の方法は何かを探る。子どもたちの作品を掲げつつ、教育実践の数々をまとめた。

 

[はじめに]
新型コロナと子ども・学校・社会――私たちはどう向き合ってきたか――/中村博
Ⅰ章 コロナ禍のなかで、改めて学校を問い直す
Ⅱ章 全国一斉休校が続いた日々
Ⅲ章 再開した教室・学校で
Ⅳ章 コロナ禍で子どもたちと学んだこと・大切にしたいこと
Ⅴ章 困難ななかで書き綴り、読み合い、そしてつながる
[おわりに] 
 コロナ禍を乗り越え、共に生きる――この時代をどう生きるのか――/白木次男
[資料]
 コロナ禍の2年・新型コロナウイルス感染が変えた日常/松下義一

日本作文の会=1950年に「日本綴方の会」として発足し、翌年「日本作文の会」と改称した。生活綴方教育・作文教育を中心に実践・研究している民間教育研究団体。「生活に根ざした表現と生きる力」をテーマに、毎年、全国作文教育研究大会を開き、月刊誌『作文と教育』を発行している。

〈誤植〉
・写真撮影者の名前が間違っておりました。
 誤:「吉井裕子」
 正:「吉井裕美」
 謹んでお詫び申し上げます。

判型・頁数 A5判並製・224頁
定価 1600円(税込)
ISBN 978-4-7807-1847-8
出版年月日 2022年5月14日

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