半夏生
佐田 暢子
新しさを追って、とどまるところを知らない社会。家庭も職場も町も変わっていく。すでに閉山となった三池炭鉱の街に生まれた著者は、変化の波に翻弄されながらも、たしかなものを求める人たちの心の内を、じっと凝視める。心に響く短編小説集。
坂
半夏生
雪の一ト日
水天の月
赤うどん
百円坂
乳房
大蛇山
風の吹く庭
陽だまりのスニーカー
春のきざし
随想「坂口安吾展」
あとがき
初出一覧
佐田 暢子(さた のぶこ)=1950年福岡県生まれ。元小学校教員。1995年第1回民主文学新人賞受賞。主な作品『朝まだき青の流れに』(新日本出版社)『冬の架け橋』(本の泉社)など。
判型・頁数 | 四六判上製・312頁 |
定価 | 2400円(税込) |
ISBN | 978-4-7807-1833-1 |
出版年月日 | 2022年1月8日 |
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