コロナ禍を生きぬく、問いあい・思いやる社会を創造できるか
総合人間学15(特別号)
総合人間学会 編
総合人間学会は2006年、憲法学者・小林直樹、動物学者・小原秀雄らにより、「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」(ゴーギャン)という問いかけに応えるべく、市民・学生・学術研究者からなる団体として設立された。この特集号では、コロナ禍の新しい人間の生き方を探求する。「子どもたちが成長モデルにしようと模倣する大人たちはどのようにふるまっているか。自ら問うことをやめて、久しいのではないか」「執筆者の一人ひとりは、毎日の生活・仕事の場から問いなおし、何事かを始め、その中で深められた論考を本特集に託された。この本を手にとって頂いた読者との間ではじまる対話に期待したいと思う」(総合人間学会出版企画委員長・中村俊「おわりに――編集を終えて」より)。
コロナ禍が映しだす人間社会の危機……古沢広祐
コロナ禍と「子ども文化」……西郷南海子
新型コロナウィルス感染症流行禍の大学生への影響〈喪失と獲得〉……長谷川万希子
予防接種ワクチン副反応による健康被害者の救済と今後の課題について……野口友康
新型コロナウィルス感染症パンデミックと日本学術会議問題から考える……木村武史
思いやりの思考枠組……布施 元
判型・頁数 | A5判ブックレット・136頁 |
定価 | 1500円(税込) |
ISBN | 978-4-7807-1822-5 |
出版年月日 | 2021年9月16日 |
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