いのちのゆれの現場から実践知を問う
総合人間学14
総合人間学学会 編
新型コロナによるパンデミックは、グローバルな経済活動、自然破壊、環境汚染……私たちのこれまでを問い、どう生きるか、その根本を問う。葛藤し、惑うがゆえに豊かになれる人間の、そのありようを地域医療、障がい者の発達保障、「臨床宗教師」……など様々な角度から検証・問題提起する。
いのちのゆれとの対話から発見する豊かさ/中村 俊
地域医療の現場から/藤井 博之
重い障害のある人の発達保障実践から~〝ゆれ〟〝ゆらぎ〟と対話について考える~/白石 恵理子
「臨床宗教師」誕生が意味するもの/大菅 俊幸
「いのちの電話」活動における実践知・総合知の形成/種村 完司
総合知と「自分(私)」―当事者性の視座から「知のあり方」を問う/穴見 愼一
対話:熟議の場を生成するファシリテーション/徳田 太郎
共通善の政治学 ―民主政治の再建、福祉・環境政策のために/菊池 理夫
総合人間学学会=総合人間学会ホームページ
判型・頁数 | A5判・176頁 |
定価 | 本体1600円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1975-8 |
出版年月日 | 2020年7月15日 |
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