コンビニ商法 契約の罠
ファミマ元オーナーの体験記
新藤 正夫
今、コンビニ商法をめぐる問題が噴出しています。残酷な二四時間営業の強要、たとえ赤字経営でも本部が莫大な上納金を吸い上げるコンビニ会計、契約・解約をめぐるトラブル…力関係で圧倒的な優位に立つ本部だけがもうけを増やす仕組みのコンビニ商法の暗部が露呈しているのです。本書が、コンビニ商法に潜む問題を知る一助になれば幸です。(「はじめに」より抜粋)
第1章 まやかしだった「共存共栄」
第2章 コンビニ乱立でトラブル激増
第3章 無視される公取委ガイドライン
第4章 拒否された店舗改修費負担
第5章 〝コンビニ会計〟の正体
第6章 解約時に初めて知る高いリスク
第7章 リース契約の落とし穴
第8章 強者の横暴に泣くオーナー
第9章 コンビニ訴訟から見えてきたもの
第10章 求められるフランチャイズ規制法
〈資料集〉東京地裁平成一〇年(ワ)一六七八号 精算金請求事件 判決文・フランチャイズ規制法要項〈抜粋〉・フランチャイズ契約の解約に関する契約書・契約更新(再契約)に関する覚書
新藤 正夫(しんどう まさお)=コンビニエンスストア元加盟店オーナー。FCファミリーマートで約10年、解約後、別の店を含め約20年間、コンビニの経営に携わる。埼玉県川口市在住。
判型・頁数 | A5判ブックレット・104頁 |
定価 | 本体1000円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1929-1 |
出版年月日 | 2019年5月12日 |
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