文学に見る戦争と平和
伊豆 利彦
1機100億円もする戦闘機を100機以上も買い、戦艦大和より少し短い空母を持つという……そんなときだから、日清・日露以来のこの国の戦争に、文学はどう対峙してきたのかを考えてみたい。
本書は、伊豆利彦が2001年8月から2007年8月までの6年余、76回にわたって「平和新聞」(日本平和委員会発行、月3回刊)に連載したものである。明らかな誤字、誤植は直したが、他は初出のままとした。
伊豆 利彦(いず としひこ)=1926年-2017年。東京大学文学部国文学科卒、日本近代文学専攻。横浜市立大学名誉教授。日本文学協会、日本民主主義文学会に所属し、研究・執筆をすすめてきた。著書に『漱石と天皇制』(有精堂出版)、『夏目漱石』(新日本出版社)、『戦争と文学 いま、小林多喜二を読む』(白樺文学館多喜二ライブラリー)、『戦時下に生きる 第二次大戦と横浜』(有隣新書)など。
判型・頁数 | 四六判・200頁 |
定価 | 本体1800円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1923-9 |
出版年月日 | 2019年2月15日 |
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