戦争が走り抜けた越谷の近代史
カントリーヒストリー研究会(阿部実・山田大助) 著
明治近代から150年。わが町越谷の「戦争」(銃後)を振り返りながら、次の150年を考えたい。 くり返さぬために何ができるのか。知って、考え、そして……
「序」 モノが語る“我が住むまち”の近代
平田篤胤と門人・山崎篤利、妻・りせ―『古史徴』出版に経済的援助
平方林西寺「白龍山日記録(鑑)」が写した水戸天狗党の動静
慶応元年、2町13ヶ村の「兵賦」―クジ引きで4人の「農兵」差し出し
徴兵告諭・徴兵令―徴兵検査と“忌避”の兆候
病死した四等巡査厚見富吉(桜井村平方)―最後の内戦・西南戦争とコレラ
「かのように」(鴎外)(1)―「自分が信ぜないことを、信じてゐるらしく」
「文明戦争」と名付けた日清戦争―朝鮮半島・遼東半島・台湾が視界に
「明治中期」糸を織るのも国の為―桜井村役場に保護された「行き倒れ」女工
田中正造の「亡国演説」と“憲法”―越谷桜井村の人々(明治31年9月27日)〔ほか〕
判型・頁数 | 四六判・304頁 |
定価 | 本体1800円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1911-6 |
出版年月日 | 2018年12月25日 |
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