災害と防災 これまでと今
土砂・洪水災害、地震・津波災害、原発災害
志岐 常正
この本は、いろいろなところで、災害被災者、復旧や防災の諸問題に取り組んでおられる市民、土木・建築、地域デザイン、裁判関係者や、それらに関する研究者から良く出される質問や疑問に、できるだけ答えたいとの思いから書いたものです。とくに、これらの人々の多くが「分かったようで分からない」と感じておられることに、「ああそうだったのか」と得心していただくことを願ってのものです。体系的学術書ではありません。普通の意味での普及書でもありません。行政の広報や類書に良く記されているようなことはなるべく省略し、漏れているような問題を重点的に検討します。(「はしがき」より抜粋)
Ⅰ 災害とは何か ─自然の激動と社会の災害
Ⅱ いわゆる自然災害 その実態 ─山から平野へ、海まで
Ⅲ 社会的要因による災害(人災)
Ⅳ 災害論 何をどう考える ─災害の進化、現代の災害
Ⅴ 防災 何をどうするか
Ⅵ おわりに ─文明の自滅を避ける道
判型・頁数 | 四六判・280頁 |
定価 | 本体1800円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1912-3 |
出版年月日 | 2018年12月19日 |
▼ご購入はコチラ