〝憲法改正〟教育勅語問題と「二つの日本史」
草野 善彦
本書は、江戸・明治・昭和三代の、学界が無視する〝尊皇日本史〟批判の先学を踏まえ、「〝万世一系の天皇制〟なる日本史の真偽の解明を、日本の民主主義確立上、不可欠の日本人の独自的課題」という〝異端の書〟。
第一章 戦前の「天皇制批判」の問題点
第二章 「万世一系の天皇制」などありえない
第三章 「卑弥呼・倭国」はヤマト朝廷とは別国家
第四章 『旧唐書』の日本の二国併記と『古事記・日本書紀』
第五章 「国体」観念を形成したもの
第六章 「承久の乱」と日本の「天命論」
第七章 水田稲作と倭人(日本人)
第八章 「豊葦原水穂の国」と日本史(弥生史)
第九章 天照大神と「三種の神器」は弥生文化の輝く宝
草野 善彦(くさの よしひこ)=1933年生まれ。武蔵野美術学校(大学)卒。
判型・頁数 | A5判・256頁 |
定価 | 本体1500円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1694-8 |
出版年月日 | 2018年6月9日 |
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