「福島に生きる」ということ
バラバラ・ハラスメントを超えて
中澤 正夫 著
集落、近隣、親戚、家族、ときには夫婦までも、バラバラに―福島の原発・津波被害の現況は一種のハラスメントである。進行形の原発事故を横目で見ながら「福島に生きる」ための、新生の道を模索するさまざまな試み。それは、単なる修復・再生ではない。こころのケアをめざして支援に携わってきた「風の人」が綴った七年の支援記録。
第一章 やっぱり、未だはじまったばかり
第二章 フラッシュ・フォワード
第三章 「一滴の水」から大河にならなくてもよい
第四章 相馬の時間論
第五章 孤立させない、結びつける、そして未来を共有する (対談) 伏見香代×中澤正夫
第六章 福島の地で人々とともに生き抜く (対談) 齋藤 紀×中澤正夫
相双のいま 終わりにかえて
判型・頁数 | 四六判・176頁 |
定価 | 本体1500円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1661-0 |
出版年月日 | 2018年2月 |
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