本質的な理科実験
金属とイオン化合物がおもしろい
前田 幹雄 著
この本は、科学教育の柱である“金属とイオン化合物”について、原子論的物質観をベースにして系統的に述べたものです。(「この本を手にされたみなさんへ」より)
1章 子どもの自然変革と金属
金属の機械的性質―弾性変形、塑性変形、破壊を調べよう/錫、鉛、アルミ、銅の粒を叩いて金属箔をつくる ほか
2章 金属から金属酸化物 イオン化合物(塩=エン)の世界へ
銅粉を酸素で燃やす/塩素をつくる ほか
3章 イオン化合物から酸へ
塩酸で金属酸化物(さび)を溶かす/塩酸でマグネシウムリボンを溶かす ほか
4章 非金属原子―炭素原子Cとケイ素原子Siの世界
木炭(炭素)を燃やす/石油ベンジンC5~C6、灯油(C10~C16)を燃やそう ほか
前田 幹雄(まえだ みきお)=1945年中国徐州生まれ。東京学芸大学卒業。甲類理科物理学専攻。東京都東久留米市を拠点に“自然科学をすべての国民のものに”という民主的な小中高の理科教育研究会を、15年に渡って運営し若手教師の育成に努める。科学教育研究協議会会員。
判型・頁数 | B5判・192頁 |
定価 | 本体1700円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1633-7 |
出版年月日 | 2017年8月 |
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