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山スキールートガイド105

酒井 正裕

私の山行は、難易を問わず新規ルートの開拓が主眼であったことから、拙書に掲載したルートは一般的なルートガイドという性格を持つ一方、純粋な記録としての性格も持ち合わせるものである。読者の皆様には、拙書を通じて山スキーの面白さ、奥深さを知り、安全な山行を実施していただくことを願うものである。(「はじめに」より抜粋)

著者による詳細な山行記録がベースで、読んでいて楽しく引き込まれる。一地方の山スキールートの解説書でありながら、コラムの中で山スキーヤーが知っていて欲しい雪崩に関する知見を著者の実体験を通して理解しやすく説明している点が注目される。――富山大学名誉教授・川田邦夫

※本書は『山スキールートガイド99』の改訂版です。旧版のルート図も若干の修正を加えました。

1 富山県の中級山岳
2 僧ヶ岳・毛勝山・剱岳周辺
3 立山・大日岳周辺
4 矢代・妙高・火打山周辺
5 海谷・放山・姫川周辺
6 後立山連峰北部
7 飛騨北部
8 白山および白山北方主脈周辺
9 福井県北部の山岳
10 東京近郊の山々

酒井 正裕(さかい まさひろ)=1957年富山県生まれ。16歳から登山を始める。山スキーは1978年3月の高峰山(富山県)が最初。海谷、妙高、北アルプス北部の山域を中心に山スキーの山行を重ねる。主な山スキーの記録としては、阿弥陀山不動川本谷(海谷)、濁俣川左俣中間ルンゼ(妙高)、別山大平壁(白山)、立山カルデラ一周がある。また、1996年3月に妙高で雪崩遭難を経験。それ以後、雪崩について学ぶ。2001年、日本勤労者山岳連盟雪崩講師資格取得。2011~2013年、日本勤労者山岳連盟「雪崩事故を防ぐための講習テキスト」編集に参画。

判型・頁数 A5判・272頁
定価 本体2300円+税
ISBN 978-4-7807-1131-8
出版年月日 2017年6月

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