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野老であるが志は千里

油井 喜夫

「野老」とは聞き慣れない言葉だが、田舎の老人、つまりは私のような者のことをいう。だが、ただ身を縮こめて日を過ごすのではなく、志は千里の先へと延ばして最後まで生き抜きたいと、思いをこめた。

第1部 野老であるが…(目から始まった/歳を取ると… ほか)
第2部 ハッキリさせておきたいこと(垂直的論理と水平的論理/「共産党の考え方に幅あるか」 ほか)
第3部 戦争、従軍慰安婦、核、原発(三つの死亡日と六六年目の真実/死への道 ほか)
第4部 消えない記憶と光景(アウシュビッツ強制収容所/ビルケナウ強制収容所 ほか)

油井 喜夫(ゆい よしお)=6歳のとき中国遼寧省・遼陽より引揚げる。父はソ連の捕虜となり、黒竜江省・牡丹江の収容所で死亡。死後66年目に事実を知る。慶應義塾大学(通信教育部)卒。静岡県職員、司法書士など。労働組合運動、青年運動などにかかわる。

判型・頁数 四六判・230頁
定価 本体1500円+税
ISBN 978-4-7807-1610-8
出版年月日 2017年3月

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