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三つ葉葵を譲った一族

妙印尼と由良氏の外交と戦略

野口英雄

近年、戦国時代最強の“女武将”として再び脚光を浴びている「妙印尼」。 
戦国の足高(茨城県)を舞台にした、「妙印尼」とその一族である「由良氏」の知られざる歴史を掘り起こす一書。

妙印尼が領主を務めた足高で生まれ育った著者は、祭事などを通じて幼い頃からこの地に刻まれた戦乱の記憶に触れてきた。著者にとって妙印尼は、単なる歴史上の人物ではない。戦乱で命を落とした領民を悼み、祈りを込めて奉じられた観音像が、今も足高に静かに残されているからだ。
本書はその祈りの痕跡を手がかりに、妙印尼と由良一族の実像に迫る。

序章 妙印尼は唯一無二の役割を果たした女性
第一章 脚光を浴び始めた妙印尼
第二章 妙印尼のルーツを探る
第三章 夫・由良成繁は将軍や関白のお気に入り
第四章 妙印尼に関する後世の史料
第五章 「にった殿」徳川家康と三つ葉葵の家
第六章 『東國戰記實録』の虚と実の検証
第七章 『東國戰記實録』登場人物の実像
第八章 由良氏と足高岡見氏との同盟
第九章 足高落城
第十章 七観音八薬師の建立と由良氏の勢力拡大
終章  妙印尼死後の由良氏
妙印尼関連年譜
あとがき

著者:野口 英雄(のぐち ひでお)
1951年、茨城県生まれ。明治大学大学院文学研究科(史学専攻)博士後期課程期間満了退学。葛飾区役所に勤務、2012年定年退職。

判型・頁数 A5判(並製)・208頁
定価 2,750円(税込)
ISBN 978-4-7807-2284-0
出版年月日 2025年6月4日

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