企業別組合は日本の「トロイの木馬」

企業別組合は日本の「トロイの木馬」

在庫あり

社会

著者

宮前忠夫

出版年月日

2017年4月27日

ISBN

978-4-7807-1611-5

判型・ページ数

A5判・並製 440頁 

定価

定価:2,800円+税

書籍説明

日本の常識となっている「労働組合」という用語・概念も、「企業別組合」という組織形態も、財界と支配階級が労働者・国民を欺くために、贈り物を装って送り込んだ社会的偽装装置・「日本版トロイの木馬」であり、世界の非常識であることを歴史的・理論的に検証。この視座に立って、戦前・戦後の内外の議論を批判的に分析・総括し、21世紀日本における企業別組合体制克服をめざす様々な「蠢動」を紹介しつつ総合的戦略の構築を訴える。

目次

第1章 「日本にはトレード・ユニオンがない」 ――問題の原点・「団結体としての(個人加盟、職業別・産業別を原則とする)労働者組合」

第2章「トレード・ユニオン」が「労働組合」になるまで

第3章 企業別組合は誰が、どのように創り出したのか ――日本版「トロイの木馬」(その1) 第二次世界大戦期まで

第4章 企業別組合は誰が、どのように創り出したのか ――日本版「トロイの木馬」(その 2) 第二次世界大戦直後の法制化と法認

第5章 米欧主要国の団結権と労働者組合 ――世界の常識と「企業別組合」

第6章 外国から見た日本の「労働組合」とその実体としての「企業別組合」

第7章 「企業別組合」をめぐる21世紀の闘い(1) ――今日の「企業別組合」論

8章 「企業別組合」をめぐる21世紀の闘い(2)――新たな対応の開始

付録編 日本の「労働組合」運動に関する訳語・誤訳・不適訳問題