村山士郎教育論集 Ⅱ 現代の子どもといじめ事件

村山士郎教育論集 Ⅱ 現代の子どもといじめ事件

在庫あり

教育

著者

村山士郎

出版年月日

2015年6月6日

ISBN

ISBN978-4-7807-1224-7 C0037

判型・ページ数

A5判 280ページ 上製

定価

2,500円+税

書籍説明

《前書きなど》
『村山士郎教育論集(全六巻)』(以下、「六巻論集」とする)は、村山がこれまで書いてきた著書、編著、共著で発表してきた諸論文、また、雑誌誌上の諸論文(一部未発表論文を含む)を次の六つのテーマや対象にそくして、一巻・子ども論、二巻・いじめ論、三巻・少年事件論、四巻・生活綴方論、五巻・教育実践と教師論、六巻・学校づくりと社会主義論、に再編集したものである。
(「 『村山士郎教育論集(全六巻)』の刊行によせて」より)

この第二巻には、いじめ問題にかかわる論稿を収録した。
出発は、一九八五年の青森県野辺地中学校の熊沢憲君のいじめによる自殺の調査であった。それ以来、多くのいじめ自殺事件が起きてきたが、暴力的いじめから遊び的いじめに特徴が変化し、近年では、「冷やかし」や「からかい」、「いじり」などがいじめの中心になり、いじめているという意識が希薄化している。しかし、遊び的でありながら、いじめている人を死にまで追いつめてみたいというサディステックな病理が見えている。(「二巻のはじめに」より)

目次

第一部 連続するいじめ自殺事件
Ⅰ 青森・野辺地中学校 熊沢憲君のいじめ自殺
Ⅱ 熊沢憲君が残した遺書の真実
Ⅲ 愛知・東部中学校 大河内清輝君のいじめ自殺
Ⅳ ひとりの少女の旅立ち ─ メルヘンの世界に遊ぶ浮遊惑 ─
Ⅴ 二〇〇〇年代後半、多発するいじめ自殺
Ⅵ 福岡・三輪中学校 森啓祐君のいじめ自殺
Ⅶ 滋賀・大津市A中学校、 いじめ自殺事件

第二部 現代のいじめをどうとらえるか
Ⅷ 文部科学省のいじめ調査・対策の問題点と批判
Ⅸ 現代のいじめをどうとらえるか
Ⅹ 安心と信頼のいじめのない子ども世界を