「福島に生きる」ということ―バラバラ・ハラスメントを超えて

「福島に生きる」ということ―バラバラ・ハラスメントを超えて

在庫あり

社会

著者

中澤正夫:著

出版年月日

2018年02月

ISBN

ISBN978-4-7807-1661-0 C0036

判型・ページ数

四六判 176ページ 並製

定価

定価:1,500円+税

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書籍説明

〈イラスト〉外村節子

集落、近隣、親戚、家族、ときには夫婦までも、バラバラに―福島の原発・津波被害の現況は一種のハラスメントである。
進行形の原発事故を横目で見ながら「福島に生きる」ための、新生の道を模索するさまざまな試み。それは、単なる修復・再生ではない。こころのケアをめざして支援に携わってきた「風の人」が綴った七年の支援記録。

 

〈著者プロフィール〉

中澤正夫(ナカザワマサオ)

1937年、群馬県生まれ。精神科医。群馬大学医学部卒。佐久総合病院、群馬大学医学部精神科などを経て、1979年より代々木病院に勤務。長年、長野県、 群馬県の山村を研究フィールドに地域ぐるみの診療を実践。「特定非営利活動法人ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」の副代表理事も務める。
著書に『こころの医者のフィールド・ノート』(ちくま文庫)、『からっ風村の健康戦争』(情報センター出版局)、『精神衛生をはじめようとする人のための100ヶ条』(創造出版)、『精神科医がめざす近隣力再建』(東信堂)、『地図は現地ではない』『凹の時代』(萌文社)『ストレス「善玉」論』(岩波現代文庫)「ヒバクシャの心の傷を追って」「死のメンタルヘルス」(岩波書店)、「巨大なる空転―日本の精神科地域処遇はなぜ進まないのか」(風媒社)など、多数。

目次

第一章 やっぱり、未だはじまったばかり
第二章 フラッシュ・フォワード
第三章 「一滴の水」から大河にならなくてもよい
第四章 相馬の時間論
第五章 孤立させない、結びつける、そして未来を共有する (対談) 伏見香代×中澤正夫
第六章 福島の地で人々とともに生き抜く (対談) 齋藤 紀×中澤正夫
相双のいま 終わりにかえて