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労働総研クォータリー

2023年夏季合併号 No.127

労働運動総合研究所 編

特集:CO(コミュニティ・オーガナイジング)を活用した労働組合活動の可能性

今回の特集では、労働組合活動におけるコミュニティー・オーガナイジング(CO)の活用可能性を探っている。COの詳細は伊藤論文を参照していただきたいが、冒頭に収録したCO実践者による座談会には、その活用事例が豊富に紹介されており、行き詰まりを感じている組織や運動にとって、打開のヒントがいくつも散りばめられている。ただし、COを学べば事はうまく進むかといえばそうではなく、要するに実践できるか否かが重要である。「知るだけでは不十分だ、応用しなければならない。意思だけでは不十分だ、実行しなければならない」という名言を思い起こしてほしい。

特集:CO(コミュニティ・オーガナイジング)を活用した労働組合活動の可能性
● 【座談会】COの導入で組合と運動が変わる-CO実践者達の話し合い
● アメリカ労働運動とCOとの関係―1960年代におけるUFWの成功事例から―/伊藤 大一
● 【書評】『小さな労働組合 勝つためのコツ』 / 近間 由幸

〈労働戦線NOW〉
物価高の異例23春闘総括シーズンへ──連合、全労連の評価と課題 岸田政権の「労働市場改革」を突く、最賃改定・衆院選と野党共闘問題/青山 悠


判型・頁数 B5判・48ページ
定価 1320円(税込)
ISBN 9978-4-7807-1896-6
出版年月日 2022年8月25日

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