理科教室
2020年11月号
科学教育研究協議会 編
生物は、全てヒトと同じように五感を感じているわけではない。生物の種類によって何を頼りにしているかは異なるが、何かしらの刺激を受けて反応している。これは刺激(環境)に反応(応答)する環境応答で、生物の特徴の1つになっている。植物は、光の刺激を受け取り、光に向かって成長することや、今年の猛暑や多雨による作物の影響も環境応答である。温度によって食品の腐敗が進むことも微生物の環境応答の結果になる。
主張 刺激と反応から何を学ぶか/今井正巳
1 刺激と反応をつなぐ脳/戸松彩花
2 中学校理科における脳の取扱い 面白い脳の話をするために教師にできること/横山一郎
3 化学走性の実験の紹介と感覚受容体の分子機構について/鈴木恵子
判型・頁数 | B5判・96頁 |
定価 | 本体909円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1555-2 |
出版年月日 | 2020年11月1日 |
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