日本の科学者

2020年5月号

日本科学者会議 編

特集:日本社会で常識にしたい自然科学的教養

文科省は、数年前からGIGAスクール構想として、小学校から児童・生徒にパソコンを持たせ、プログラム作成教育の強化にとりくんでいる。しかし、基礎教育抜きのハウツー教育になりはしないかと危惧する声も少なくない。自然科学の基礎的教養の重要性に、さまざまな角度から迫った論文満載である。

まえがき/北林雅洋
言葉の玉手箱/北林雅洋
主体的学習能力を育む大学教養教育──科学的判断ができる人材の育成を目指して/下田正
小・中・高等学校教員が抱く生物進化観とその問題点/松本一範
教養教育における生物学教育──文系学生のための生物学教育についての一考察/古屋秀隆
教養としての科学観──大学教養教育の現状と課題をふまえて/三宅岳史
情報通信技術の歴史をめぐる教養/杉本舞

判型・頁数 B5判・56ページ
定価 本体727円+税
ISBN 978-4-7807-1359-6
出版年月日 2020年5月1日

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