日本の科学者
2019年11月号
日本科学者会議 編
特集：国民生活最優先の経済運営とは何か
アベノミクスの「実績」を安倍首相が誇らしげに語れば語るほど、生活困難にあえぐ多くの国民は嘘つき政治の横行を嘆くばかりである。大企業の成長頼みの国民的な経済的イデオロギーを実践的に払拭するために、国民生活最優先の経済運営の立場からはどのような戦略的課題が掲げられるべきなのか。日本経済を変革していくための広範な議論を深め、この議論への参加を、労働運動や地域おこし、さまざまな課題で人権の拡充を求めて活動している市民諸団体などにも呼びかけていきたい。
まえがき／米田貢
言葉の玉手箱／米田貢
「成長幻想」と決別を──経済政策の分岐点／小西一雄
先鋭化する階級対抗と実現可能な経済政策／大西広
中小企業の維持・発展にむけての課題──地域における中小企業の役割／山本篤民
| 判型・頁数 | B5判・56ページ |
| 定価 | 本体727円＋税 |
| ISBN | 978-4-7807-1353-4 |
| 出版年月日 | 2019年11月1日 |
▼ご購入はコチラ