玉手箱
母のノート父のコンパス
三橋 陽子
夢に現れた白髪の母は、私に浦島太郎の玉手箱を思いおこさせ、そして煙の中から現れたのは、失われてしまった母のノートと、父のコンパスだった。その二つに促されるように、記憶のなかの母の言葉を、残しておこうと思いはじめた。(「はじめに」より)
三橋 陽子(みつはし ようこ)=1949年長崎県佐世保市に生まれる。天理大学国文学国語学科卒業。団体事務局員として勤務。機械装置メンテナンス会社勤務。
判型・頁数 | 四六判・128頁 |
定価 | 本体1300円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1952-9 |
出版年月日 | 2019年12月21日 |
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