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子ども白書2017「子どもを大切にする国」をめざして

特集:改憲は子どもに何をもたらすか 児童憲章の再発見

日本子どもを守る会 編

日本子ども守る会は、1952年5月17日に誕生しました。「児童は人として尊ばれる」とうたった児童憲章が制定された翌年のことです。初代会長は長田新さんでした。 当時は朝鮮戦争の最中。米軍の前線基地となっていた日本の子どもたちは、その生活・教育・文化・福祉・健康・環境のすべてにわたって、児童憲章が踏みにじられる状況下にありました。この現実を黙視できないと、親や教師はもちろん、学生・研究者・専門家・地域活動家・市民団体・文化団体・労働組合など広範な顔ぶれの人々が結集し、思想・信条のちがいをこえて、子どもの人権と平和を守る国民的な運動をすすめてきました。

特集:改憲は子どもに何をもたらすか 児童憲章の再発見
子どもと憲法・児童憲章 「自立した個人」としての子ども/木村草太
改憲は子ども・家族・学校に何をもたらすか/伊藤真
「戦争する国」にするための「人づくり」/布施祐仁
インタビュー「私にとっての憲法」 山中恒/谷口真由美/柏木ハルコ/池内了

〈ことしの子ども最前線〉
新しい学習指導要領は何をめざすのか/児美川孝一郎
教育勅語はなぜ廃止になったのか/南部義典
2016年改正児童福祉法と子どもの権利条約/石原剛志
優性思想との真の対峙を 相模原障がい者殺傷事件が問うもの/竹内章郎

〈東日本大震災後を生きる子どもたち〉

〈子どもをめぐるこの一年〉
いのちと健康・医療・家庭・福祉・司法・学校・地域・文化・メディア・環境

判型・頁数 B5判・184頁
定価 本体2000円+税
ISBN 978-4-7807-1638-2
出版年月日 2017年8月15日

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