事実と価値
北村 実
本書の大半は、1999年に上梓した拙著『価値論の視座』以降に折々に発表してきた「価値」問題に関する論文から成るアンソロジーである。今回、私が本書の如き小著を改めて世に問おうとしたのは、端的にいえば、価値の生みの親ともいうべき「評価」を等閑視した価値論議の登場に危惧の念を抱いたからである。(「まえがき」より)
第1部 価値とは何か
第2部 価値と文化
第3部 価値と科学・技術
付録 旧ソ連哲学の欠陥ーヤコブレフ「マルクス主義の崩壊」をめぐって
北村 実(きたむら みのる)=1933年東京生まれ。現在、早稲田大学名誉教授、公益財団法人・政治経済研究所相談役、日本科学者会議参与。専門は哲学・社会思想。
判型・頁数 | A5判・172頁 |
定価 | 本体1400円+税 |
ISBN | 978-4-7807-1630-6 |
出版年月日 | 2017年6月13日 |
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